n-buffie’s diary

東京都在住。駒場東邦中学・高等学校から東京大学へと進学。現在はプロ家庭教師として独立。受験校難易度問わず、全科目指導しております。現在、オンラインでのご指導を承っております。また、教育カウンセラーとして親御さんのご相談も日々行っております。お気軽にtkanteine■gmail.comにご連絡下さい。(■を@に変えて下さい)また、私は鑑定もおこなっております。悩みが多い方には大変有用かと思います。お考え下さい。https://toudaikanteishi.com/

難関校対策①(中学受験)

中学受験での難関校対策について、書いていきます。

ここでは、難関校とは偏差値約63以上(SAPIXでは偏差値約53以上)としておきます。大凡、御三家・筑駒・駒東・豊島岡+α(早慶含む)とお考え下さい。

 

第一章

算数の重要性

 

算数が中学受験の最も重要な科目であることは言うまでもないと思います。どの学校でも配点が高く(学校によっては理科社会各々50点に対し、算数100点)、その上最も差がつくのが、この算数です。

特に難関校ではこの傾向が顕著であり、学校によっては、数学が合格者平均(※)を超えていれば、他科目が受験者平均(※)程度でも受かってしまう、ということがあり得ます。

※合格者平均と受験者平均

合格者平均とは、その名の通り合格者の平均点。一方、受験者平均も同様に、受験者の平均点。受験者平均には不合格者が含まれているので、一般的に合格者の最低点よりも受験者平均の方が低い。よって、当然ながら全科目が受験者平均では、合格出来ない。

 

難関校でよく出題される論点は、

・立体図形・平面図形

・数の性質、場合の数、規則性

・速さ

ですが、複合問題もよく出題されます。例えば、表向き図形の問題に見えるが、実は規則性の問題が主である、といった具合です。

 

では、これら上記単元だけ行えば良いのか。答えは当然ながらNoです。

その理由を次回以降にご説明していきましょう。

この後、6つの力と自己肯定感というお話をしていきます。