第7章 独学力
お子さんの〜力という意味では、最後になります。
どくがくりょくとは、文字通り、独学出来る力の事を言います。
小学生は、まだまだ幼いですから、自分一人で勉強する習慣は身についていないかもしれません。
しかし、難関校合格には、この独学力は必須です。いつもいつも、指導者(両親、先生)がいるわけではありません。そのため、問題を解いて、答え合わせ、間違えた問題の解説を読んで理解、という流れや、覚えるべき事を暗記する、といった事を自分で行う必要があります。
難関校に合格し、その後も順調に推移するお子さんは、この独学力がしっかりと身についています。ですので、仮に独学力無くして、難関校に合格した場合、入学してからが大変です。
お子さんが小学生低学年のうちから、自分で考えて答えを導き出す練習を積んで下さい。そして、小学生高学年の頃には、解答解説を読めるようになれば、独学力はついてきたと言えるでしょう。